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沙羅双樹

花と植物
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意味

沙羅双樹さらそうじゅ(娑羅双樹)とはインド原産の高木で材質が堅固です。

高さが30mにも達し、葉は長楕円形、花は小さく淡黄色をしていて芳香を放ちます。

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語源

シャーラ(śala)の音写。

林だと娑羅樹林、また、堅固の意味から堅固林や鶴林ともいいます。

なお、鶴林とは、枯れた娑羅樹の白色が鶴が集まった林のような様相を示す言葉です。

エピソード

Mohamed NuzrathによるPixabayからの画像

釈迦の涅槃

釈迦がクシナガラ城(拘尸那掲羅城)の外で涅槃に入ったとき、臥床の四辺に一双ずつ8本の娑羅樹がありました。

入滅を悲しんで一双の各一本ずつが枯れ、他の一本ずつは生きていたと伝えられます。

この事態を四枯四栄や非枯非栄といいます。

四方の双樹

次のように二分法で沙羅双樹をたとえます。

  • 東方の双樹…常と無常
  • 西方の双樹…我と無我
  • 南方の双樹…楽と無楽
  • 北方の双樹…浄と不浄

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