意味
結印とは印契(印相)を結ぶこと。
二手十指を屈伸して如来や菩薩などの仏尊の本誓を観じます。
結印には必ず塗香を用います。
位置の各説
印を結ぶ方法、つまり二手十指の位置について各宗旨や宗派で異説があります。
これは准提に、結契の時衣を以て手を覆ひ、人に見せ しめること勿れ>を本拠とした見解の不同。
- 三宝院流など…衣の右袖の内で印を結ぶ
- 仁和御流・西院流など…広沢方は左袖の内で結ぶ。
- 安流・中院流など…袈裟の内に結ぶ。 陀羅尼集 経に, 〈袈裟を以て覆ふ> を本拠とする。
なお、衲衣(納衣)着用時は多くの諸流で横皮の下で結びます。
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