イタリアの街に
期せずして一角はイタリアの街に。
昨晩からこのキリトリセカイが気になって、今朝は朝の散歩に撮影。
椿ビルというシンプルなレトロビル。入居者募集の張り紙がいくつも。
ちょうどイタリアンのレストランが近くにあり、国旗を広げてパシャリ。
2023年4月5日、愛知県名古屋市中村区椿町にて撮影。
椿町を歩く(愛知県名古屋市中村区)
椿町は名古屋駅の西側にあるレトロな街です。
工場や中小企業事務所の跡地をレストランや飲み屋にリフォームした店が並び、古いビジネスホテルもたくさん。
名古屋の近代化を担ったと感じる街でもありますが、近代化とともに発展したとは思えない、いきなり現代化したようなアンバランスな風景。
高度成長期が過ぎてから止まった街。
それでもビジネスマンや観光客で賑わうところが、繁華街の面白いところ。
ウィキペディアには〈専門学校、予備校などが集まる〉と記載されていますが、この辺りでは目立ちません。
私は、かすかに河合塾と名古屋未来工科専門学校を発見できただけです。
同じくウィキペディアによると、住民は256世帯・341人と少なく、商店街兼用マンションに多くが暮らしているようです。
コンビニがたまにありますが、住むにはあまり便利でも楽しそうでもないかなぁ。
名駅に近いので、アクセスは良いですけど。
風景
ウカイ洋服店は、新しい看板なので営業している模様。
痛み分けというべきか、ザ・平行というべきか…。
もともと交わるはずがないので平行はイマイチ。痛み分けのネーミングが無難でしょうか。
シネマスコーレと映画ポスター
繁華街のど真ん中にインディーズ専門の映画館「シネマスコーレ」があって、少し胸騒ぎがしました。
燃えよインディーズここにあり
この映画館は1983年に開館。
客席数が51席と小規模で、〈燃えよインディーズここにあり〉の長いキャッチフレーズもふくめ、90年代風の思わせぶりなアングラ文化かサブカルの雰囲気。
〈いらっしゃいませ!スタッフ不在の 場合は鳴らして下さい〉のメモ書きがインディーズ感に拍車をかけ、ハマる人には貯まらない演出。
(所在地がアートビル1階とのことで、2階以上にもアートスペースがあるようです)
が、歳をとったものですね。
内輪ネタ臭い映画のポスターが並んでいて、何も響きませんでした。
上映作品例
もちろん、こういうポスターには目が行きました(*^_^*)
ラウラ・アントネッリは綺麗だったような。
2023年4月11日、たまたま「スキャンダル愛の罠」がテレビ放映。ラウラのキレッキレッのイタリアン・ビューティを堪能いたしました。
一番右下のシルビア・クリステル。
彼女の出演した映画は小学生のときに何種類も何回も見たんですが、タイトルが全く出てきません(・・;)
チャタレイ夫人…?
ボヴァリー夫人…?
次。
悩ましきポスター。
スラッシャー映画ってなんぞやと思って検索したら、ホラー映画のうちサイコパスの殺人鬼が集団をつけ狙い…とあり、ホラー映画の括りよりも狂人映画…。
それはそうと、さらに金髪へ目が行くのですが、ワルキューレを出されても、肌艶の良い女子が銃を持つ姿に違和感。
でも可愛いので許します。
まだ4月というのに夏日が続いたためか、涼しそうな姿の女子がたくさん。
エモ系のポスターに思わせぶりのタイトル「あの娘は知らない」の出演者すべてを、私は知らない…(^^;)
メモ書きに〈「あの娘は知らない」舞台挨拶緊急決定!井樫彩監督・福地桃子さん〉4月7日(金)14:00の回にて〉とのことで、気になる方はぜひどうぞ♪
おわりに
私たちが泊まったホテルは「ナゴヤエキアクセスホテル」。
マレーシアやインドネシアあたりからの観光客が、家族連れでたくさんいらっしゃっていました。
若いサラリーマンたちには24時間営業のカフェバーが人気あり。
ここで仕事をする方がチラホラいました。
宿泊客はこのカフェバーを無料で使えます(宿泊費に込み)。
4月4日・5日と椿町界隈を散策しましたが、お花のツバキ(椿)を思い出すこともなく、雑多な街でした。
椿とサザンカ(山茶花)は、花びらの落ち方が違います。
首から根こそぎ落ちるのがツバキ。
ツバキは、ヤクザ映画に似合う花ですが、今や反社風の面影もなく、椿町は静かに観光客を受け入れ始めています。
ところで中央新幹線ってなんぞや…!?
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