モデルは奈良県の国宝「木造菩薩半跏像」。 平安時代に密教が流行したとき、如意輪観音の右第一手が思惟相でした。
坐法も輪王坐で片膝を立てるのに似ているため、長らく如意輪観音と考えられてきました。
近年、儀軌以前の作品では、弥勒菩薩の可能性が高いと考えられています。日本では奈良時代以前の作品がこれに当たります。韓国でも弥勒菩薩だとみる説が有力です。
モデルは大阪府の国宝「木造如意輪観音坐像」。 如意輪観音にょいりんかんのんとは観音菩薩のうち変化観音の一つで、六観音(七観音)にも数えられます。左手に如意宝珠という宝玉を、右手に輪を持っています。
三昧耶形は如意宝珠、紅蓮華。正式名称は如意輪観世音菩薩。
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