仏典曰く 旗なびかず風なし 揺らぐは…
スポンサーリンク
仏寺あれこれ

理趣経

理趣経(りしゅきょう)とは密教の極意とされ、真言宗各派で読誦される常用経典の一種。梵語から中国語や日本語へと翻訳されていくなかで理趣経は2種類あり。大日如来が金剛薩埵菩薩のために、般若の理趣が清浄であることを説いていて17章で成立。
仏寺あれこれ

補陀落山

補陀落山・普陀落山(ふだらくせん)は南インドにあると信じられてきた観世音菩薩の霊場。ポータラカ(Potalaka)の音写。また、チベットの拉薩と中国の普陀山が観音示現の地と伝えられ、日本仏教でも身近に霊場を作る思想を踏襲しました。
仏寺あれこれ

般若心経秘鍵

般若心経秘鍵(はんにゃしんぎょうひけん)は空海著の「般若心経」注釈書。古くから「般若心経」は簡略な文の中に深遠な般若思想を盛る意味で古来から僧俗に信仰されてきました。空海は壮大な諸法皆空ではなく般若菩薩にポイントを絞った解釈をしました。
スポンサーリンク
仏寺あれこれ

大蔵経

大蔵経とは、経律論の三蔵を中心に、中国撰述を少し加えた、仏教の基本叢書のこと。中国隋代からこの名前が使われてきました。略して蔵経とも一切経とも。一切経の名前は「大宝積経」十六などにもあり、中国では南北朝時代から使われてきました。
仏寺あれこれ

仁王門

仁王門・二王門(におうもん)とは伽藍の守護神である金剛力士(左に密迹金剛、右に那羅延金剛)を安置する楼門。左右コンビで阿吽の形相をしていることが多い。天台宗・真言宗の寺院には、四天王のうち持国天と増長天とを安置した二天門もあります。
仏寺あれこれ

入唐八家

入唐八家(にっとうはっけ)とは平安時代初期に唐へ留学して密教経典をもたらして密教をひろめた8人の僧の総称です。僧名・在留期間・請来典籍数もご紹介。最澄:天台宗、804年〜805年、230部・460巻。空海:真言宗、804年~806年、216部・454巻。円行……
仏寺あれこれ

兜率天

兜率天とは仏教世界の天界の一つで、欲界の六欲天のうち第4の天に位置。兜率はトゥシタ(Tusita)の訳。都率天、覩史多天とも。兜率天の内院では、かつて釈迦が修行し、いまは弥勒菩薩が説法中で、将来的に仏となる菩薩群の住処。外院は天衆の住処。
仏寺あれこれ

天界

天界とは神や仏などがいる理想世界のことで、天や天国ともいわれます。物理的な天と地ではなく、ファンタジーな概念です。天とは梵語デーヴァ(deva)の訳語です。ここでは、仏教の天界をまとめています。
仏寺あれこれ

蓮華蔵世界

蓮華蔵世界(れんげぞうせかい)とは、レンゲに関する2つの世界。(1)蓮華から出てきた世界(2)蓮華に含蔵された世界。毘盧舎那如来の願と修行によって飾られ、一種の阿弥陀浄土の極楽世界となっています。また、大日法身の住処でもあります。
仏寺あれこれ

大輪明王

大輪明王は明王部に属する仏尊で、八大明王の一つ。別名は大輪宝金剛、大輪金剛。同体は曼荼羅菩薩、転法輪菩薩。大輪明王曼荼羅は理趣釈に依拠して転法輪菩薩(金剛輪菩薩)と大輪明王とを同体と解釈。これを踏まえ方形三重式の曼荼羅を描きます。
スポンサーリンク
このページをシェアする
ホットケーキをフォローする
タイトルとURLをコピーしました